勉強ができない事が障害ではないかと思う事。
こんばんは。
勉強をすることは大事ですが、人によってはそれ
がなかなか進まなかったり、なにか原因があるの
ではないかと、考えてしまうことがありませんか?
それが勉強嫌いなのか、それとも、何かの障害だったり
するのか、考えてしまうことってあると思います。
それはもしかしたら、LDという学習障害の場合
なのかもしれません。
その見られる特徴としましては、
①日常生活の理解力には問題はないが、
勉強だけができない。
②文字がぼやけて見えてしまったり、
反転して見えたりする。
③本を読むのは好きなのだが、文字を
書くことができない。
④暗記することができるが数字に関係
することだけは覚えられない。
と、このような特徴が見られます。
学習障害とは、基本的には、知的発達には遅れは
見られませんが、聞く、話す、読む、書く、計算
するといった特定の能力の習得に困難さが見られ
ることをいいます。
知的障害や勉強嫌いとの違いはなんでしょうか?
知的障害は全般的な知的機能が低い水準のことを言います。
勉強の場面では多くの学習項目が苦手です。
一方LD(学習障害)は特定分野の能力習得だけが困難
な状態のことです
例えば文字を読むことは全くできなくても会話による
意思疎通は問題ないなど部分的に困難さが見られます。
勉強嫌いとLDとの区別は素人では難しいものです。
簡単に説明しますと、一定程度の練習・勉強
によって理解できるようになるならば”勉強嫌い”ですし、
頑張っても特定の分野だけ目立って理解できない場合は
学習障害の可能性が高くなります。
なお、親が隣にいて集中すればできるなどの場合は
である可能性もありますので、「おかしいな…」と思われた
場合は早めに医師の診断を受けましょう。
医師の診察となりますと、やや抵抗があったりもしますが、
実際、診断を受けて「ほっとした」と言う方も多いようです。
まず自分の問題を把握し、次にその対応策を考えていくことで、
症状の改善を図っていくのが主な治療になります。
そのほかにも、具体的な治療として投薬治療があります。
注意集中力を上げたり、衝動性を抑えたりする薬を飲むこと
で症状の改善がみられるケースが非常に多いです。
いかがでしたか?
もし、そのような症状でお悩みでしたら、早めの受診と
いうことですね。
それによって、お子さん、親御さん共々、悩みとして
もっていた事の、解決の糸口となれば、幸いです。